台湾閣僚率いる経済視察団 ヨーロッパに 中国の反発が予想

ヨーロッパで台湾との関係を強化する動きが続く中、台湾の閣僚が率いる経済視察団が20日夜、スロバキアなど3か国に向けて出発しました。これとは別に外交部長も近く、ヨーロッパを訪問する方向で調整しており、中国の反発が予想されます。

台湾外交部によりますと、経済視察団には、※キョウ明キン国家発展委員会主任委員と呉政忠科技部長の2人の閣僚のほか、ITや精密機械の企業関係者など合わせて66人が参加しています。

20日夜、チャーター機で台湾を出発した一行は、10月30日までの日程でスロバキア、チェコ、リトアニアの3か国を訪れ、貿易や投資の拡大、サプライチェーンをめぐる協力などについて話し合うということです。

3か国はいずれも台湾に新型コロナウイルスのワクチンを提供したほか、チェコは去年、上院議長が台湾を訪問し、リトアニアとはそれぞれの出先機関を新たに設置する準備を進めています。

さらに、EU=ヨーロッパ連合が9月、台湾との経済的な関係の強化を明記したインド太平洋戦略を発表するなど、台湾との関係を強化する動きが続いています。

一方、台湾外交部によりますと、この視察団とは別に※呉ショウ燮外交部長も近くヨーロッパを訪問する方向で調整しており、中国の反発が予想されます。

※キョウは「龍」の下に「共」キンは「金」の下に「金」を横に2つ

※ショウは「かねへん」に「りっとう」