男子学生 大学の職域接種でファイザー希望も会場に供給なく

モデルナのワクチンで、ごくまれに心臓の筋肉の炎症などが起きるおそれがあるとして、20代以下の男性はファイザーも選べるようになりましたが、職域接種の会場ではモデルナのワクチンしかなく、戸惑う若者の姿も見られました。

モデルナのワクチンの接種後、心臓の筋肉に炎症が起きる「心筋炎」などが疑われる事例が国内外でごくまれに報告され、厚生労働省は15日、20代以下の男性はファイザーのワクチンも選択できるようにすることを決めました。

20日に、2回目の職域接種が始まった千葉市の神田外語大学では、会場を訪れた男子学生に職員がチラシを見せ、心筋炎などのリスクを伝えていました。

一方、職域接種の会場には、国からモデルナ以外のワクチンが供給されていないため、ファイザーを希望する場合は、自治体などで予約を取り直さなくてはならず、戸惑う学生の姿も見られました。

19歳の男子学生は「ファイザーを打ちたかったのですが、予約を取り直すとなると、授業などで都合がつかないのでモデルナを打ちました。国には、この場でファイザーを打てるようにしてほしかったです」と話していました。
神田外語大学の菅野文博事務局長は「国から通知が届いたのが、2回目の職域接種の直前だったので、学生にはメールで案内などをしたが、十分だったのか不安が残る。国には、もう少し早く教えてほしかった」と話していました。