「接種は1回目」と虚偽申告 60代男性が3回目の接種 千葉 松戸

千葉県松戸市で新型コロナウイルスワクチンをすでに2回接種した男性が、虚偽の申告をして3回目のワクチンを接種していたことが分かりました。

松戸市によりますと、市内に住む60代の男性はことし8月と先月に都内にある自衛隊の大規模接種センターでモデルナの新型コロナウイルスワクチンを接種しましたが、18日、市内の集団接種会場を訪れ「接種は1回目だ」と虚偽の申告をして、ファイザーのワクチンを接種していたということです。

この男性のワクチンの接種済み証明書には1回目のワクチンを接種したことを示すシールが貼られていなかったため、男性は接種を受けることができましたが、その後、市の職員が接種の履歴を記録システムに入力しようとしたところ、すでにワクチンを2回接種していたことが分かったということです。

市によりますと、その後、この男性とは連絡がとれていないということです。

松戸市健康推進課 新型コロナウイルスワクチン接種担当室は「3回目のワクチン接種は正式に始まるまで控えていただきたい。市内で虚偽申告による誤った接種が行われたのは今回で2回目なので、対策を考えていきたい」とコメントしています。