愛知 大村知事“3回目ワクチン接種 早ければ来月下旬ごろ”

愛知県の大村知事は19日、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を早ければ来月下旬ごろから医療従事者を対象に始め、その後、県民全体が接種できる態勢を整える考えを示しました。

愛知県の大村知事は19日午後の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンについて、国から「3回目の接種に向けた供給を始める」と連絡があったことを明らかにしました。

そのうえで、3回目の接種を早ければ来月下旬ごろから、県内の医療従事者およそ19万6000人を対象に始める考えを示しました。

愛知県によりますと、接種は県の大規模接種会場ではなく個別の医療機関で行われ、来月中に各市町村から医療従事者に向けて順次、接種券が送付される予定だということです。

大村知事は「いよいよ3回目の接種が始まる。まずは医療従事者が対象となるので、接種券が手元に届いた人から順次打っていってもらいたい」と述べました。

さらに医療従事者以外の接種について「多くの人が3回目の接種を受けられるようになるのは2月くらいからではないか」と述べ、医療従事者への接種が進んだあと県民全体が接種できる態勢を整えていく考えを示しました。