ヤフー「コメント欄」に誹謗中傷が後絶たず AI判断で非表示へ

IT大手のヤフーは、インターネットのニュース配信サービスで読者が意見や感想を書き込める「コメント欄」について、一部で、誹謗中傷が後を絶たないことから、一定の水準を超えて誹謗中傷が集中した場合に、19日から非表示とすると発表しました。判断は、AI=人工知能を使って自動的に行われるということです。

ヤフーでは、運営するインターネットのニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」で、それぞれの記事に読者がコメントできる「コメント欄」を設けていますが、誹謗中傷や関係ない投稿が行われることがあることから、人による監視に加えて、7年前からAIによる違反コメントの削除などの対策を進めてきました。

ただ、一部で、誹謗中傷が後を絶たないことから、ヤフーは、誹謗中傷のコメントが一定の水準を超えて集中したニュース記事については、コメント欄を非表示にする対策を19日から取り入れることになりました。

それぞれのコメントの誹謗中傷の度合いをAIによって点数化して、合計の点数があらかじめ設定した基準に達した場合にのみ、自動的に非表示にするということです。
また、ヤフーは、19日公示された衆議院選挙に関連して、政治関連のニュースにコメントしようとした際に、「虚偽の事実、名誉毀損や侮辱等にあたる投稿は法令に違反する場合がある」などという注意書きを表示するようにしました。

ヤフーは「今回実施した非表示の機能を検証し、言論空間の健全化に向けて有識者やユーザーの意見を元に施策の見直しや改善を積み重ねていきたい」としています。