フェイスブック 仮想空間開発 EU域内から5年間で1万人採用へ

アメリカのIT大手のフェイスブックは「メタバース」と呼ばれる仮想空間の開発を加速させるため、今後5年間でEU=ヨーロッパ連合域内のIT人材を1万人採用すると発表しました。

「メタバース」とは、自分の分身となるアバターを通じ、インターネット上の仮想空間に入り、その中で自由に行動したり、参加者どうしでコミュニケーションをとることができたりするサービスの総称です。

フェイスブックは17日、メタバースの開発を加速させるため、今後5年間でEU域内のエンジニアなどのIT人材を1万人採用すると発表しました。

ことし8月には会議などをCGで作成した仮想空間で開くことができるサービスを開始していて、ザッカーバーグCEOは「フェイスブックは今後数年以内に、SNSの会社からメタバースの会社になる」などと述べていました。

今回の発表では「EUはインターネットの新しいルールを形作るうえで重要な役割を持っている」などとしていて、EUでの事業基盤を強化することで、今後のルール作りや規制への対応を柔軟に行いたい思惑があるとみられます。

メタバースには、アメリカのIT大手マイクロソフトや、人気オンラインゲーム、フォートナイトを開発したエピックゲームズも参入していて、IT産業の注目分野となっています。