直木賞作家 山本文緒さん 死去

「恋愛中毒」や「プラナリア」などの小説で知られる直木賞作家の山本文緒さんが、今月13日、すい臓がんのため長野県の自宅で亡くなりました。58歳でした。

山本文緒さんは横浜市の出身で、会社勤めをしながら執筆した作品がジュニア小説の賞を受賞し、作家としてデビューします。

その後、一般向けの小説を書くようになり、1999年に「恋愛中毒」で吉川英治文学新人賞を受賞し、2001年には、5つの小説からなる短編集「プラナリア」で直木賞を受賞しました。

山本さんはその後、うつ病を発症して、執筆活動を中断していましたが、およそ6年にわたる治療を経て執筆を再開し、去年9月には7年ぶりとなる小説「自転しながら公転する」を発表していました。

出版社によりますと、山本さんは、ことしの春ごろに体調を崩して、長野県軽井沢町の自宅で療養を続けていましたが、今月13日、すい臓がんのため亡くなりました。

58歳でした。