中国 “極超音速ミサイルの発射実験 8月に実施” 英紙が伝える

中国が、音速のおよそ5倍の速さで飛行し迎撃がより難しいとされる「極超音速ミサイル」の発射実験を8月に行ったとイギリスの新聞が伝えました。
地上の標的は外したものの、驚異的な技術力の向上だとして、アメリカ政府関係者が警戒を強めています。

これはイギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズが日本時間の17日、複数の関係者の話として伝えました。

それによりますと、実験は8月に行われ、核弾頭の搭載が可能な極超音速ミサイルがロケットに搭載して宇宙空間に打ち上げられ、地球を旋回したあと、地上の標的に向けてスピードを上げながら滑空したということです。

ミサイルは地上の標的を外したものの、中国が極超音速ミサイルの開発で、驚異的な技術力の向上を図っているとして、アメリカの情報機関の関係者に驚きが広がったとしています。

極超音速ミサイルは、アメリカやロシア、中国などが開発を進めていて、音速のおよそ5倍の速さで飛行し、軌道を変えながら飛ぶことができるため、迎撃がより難しいとされます。

中国が極超音速ミサイルの開発をさらに進め、技術を確立すれば、アメリカだけでなく日本のミサイル防衛にも影響を与えることになりそうです。