ミャンマー軍「強く反対」と反発 ASEAN首脳会議への“決定”に

ASEAN=東南アジア諸国連合が今月下旬に開かれる首脳会議に、クーデターで実権を握ったミャンマー軍のトップを招かないと決めたことに対し、ミャンマー軍は「非常に失望しており強く反対する」として反発する声明を発表しました。

ASEANは、15日緊急の外相会議を開き、今月26日からの首脳会議に、ミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官を招かないことを決めました。

ASEANは、ミャンマーの軍と民主派勢力を仲介しようとしていますが、軍が協力的ではない姿勢を取り続けていることが決定の理由だとしています。

これに対し、ミャンマー軍は16日夜、統制下にある外務省を通じて反発する声明を発表しました。

この中でミャンマー軍は、15日のASEAN外相会議で、国内の法律や情勢に照らしてASEANに最大限の協力を行ってきたと主張したと強調しました。

そのうえで「今回の決定は、ASEANの原則に反して全会一致ではない形で下されたもので、非常に失望しており強く反対する」としています。

ミャンマー情勢が混迷を深める中、事態の打開を目指し交渉を続けてきたASEANが厳しい姿勢を示したことで、ミャンマー軍がどのような対応を取るのかが今後の焦点となります。