3回目の接種に向け約412万回分の配分決定 堀内ワクチン相

3回目のワクチン接種に向けて堀内担当大臣は来年1月までに使用する分としてファイザーのワクチンおよそ412万回分を全国に配分することを決定し、都道府県に割り当てる量や配送スケジュールなどを通知したと明らかにしました。

堀内ワクチン接種担当大臣は15日午後、記者団に対し3回目のワクチン接種について「対象者や使用するワクチンは厚生労働省で引き続き議論される予定だが、12月から開始できるようにするためには11月中に配送する必要がある」と指摘しました。

そのうえで、来年1月までに使用する分としてファイザーのワクチンおよそ412万回分を全国に配分することを決定し、都道府県に割り当てる量や配送スケジュールなどを通知したと明らかにしました。

堀内大臣は「ことし5月までに2回目の接種を完了した方が接種から8か月を迎える来年1月までに追加接種を行う場合に必要な数を配布させていただくということで、およそ412万回分ということになった」と述べました。

そして「各自治体には引き続き、円滑に接種を開始できるよう準備をお願いするとともに、今後も準備に必要な情報をできるだけ速やかに発信していきたい」と述べました。