アサヒビール 缶ビールの新包装資材導入へ 缶の上部だけ固定

環境への配慮が求められる中、大手ビールメーカーのアサヒビールは、二酸化炭素の排出量を削減するため、紙の使用量を大幅に減らした、缶ビールの新たな包装資材を導入することになりました。

アサヒビールが導入した、ビール缶6本をまとめた新しい包装資材は、缶の上部だけを紙で固定しています。

これまでは6本の缶の全体を包むような形でしたが、新たな包装資材を使うことで、350ミリリットル缶の場合、紙の使用量を重さにして65%削減できたということです。

会社によりますと、今月から一部の販売店で試験的に導入し、再来年以降、本格的に採用する方針で、この取り組みによって、将来的には紙を製造した際に排出される二酸化炭素の量を年間で7400トン削減できると見込んでいます。

アサヒビールでパッケージの開発を担当している中島宏章さんは「パッケージを小さくすることで、商品をアピールするスペースは減ってしまうが、消費者にも受け入れられると思います」と話していました。

缶ビールの包装資材をめぐっては、環境への配慮からヨーロッパの大手各社の間でも紙の使用量を大幅に減らす取り組みが進んでいて、国内外での動きが活発になっています。