業務用小麦粉 値上げへ 今後パンなどの値上げにつながる可能性

大手製粉メーカー3社は、ことし12月下旬から、業務用の小麦粉の価格を値上げすると発表しました。政府から売り渡される輸入小麦の価格が引き上げられたためで、今後、パンやうどんなどの値上げにつながる可能性があります。

発表によりますと、製粉大手の日清製粉とニップン、昭和産業の3社は、ことし12月20日の納品分から業務用の小麦粉を値上げします。

いずれも25キロ当たりの価格で、パンなどに使われる強力粉を315円、うどんや菓子に使われる中力粉や薄力粉については、▽日清製粉と昭和産業が345円、▽ニップンは340円、それぞれ値上げします。

国内で消費される小麦の多くは海外産で、政府が一括して輸入していますが、主な産地の北米の天候不良や輸送コストの上昇、それに円安が進んだ影響で、製粉会社などに売り渡される輸入小麦の価格が今月から、主な5つの銘柄の平均で19%引き上げられていました。

このため製粉メーカー各社は値上げを決めたもので、今後、小麦粉を使うパンや、うどんなどの値上げにつながる可能性があります。