ミャンマー軍 ASEAN特使の受け入れを拒否

ミャンマー軍は、ASEAN=東南アジア諸国連合の特使の受け入れを拒否したことを明らかにしました。特使がアウン・サン・スー・チー国家顧問らとの面会にこだわったため、拒否したとみられ、ASEAN側の反発が予想されます。

ミャンマーの国営テレビは、14日、軍による「暫定政府」の声明を読み上げ、ASEANの特使であるブルネイのエルワン第2外相が求めた今月11日から14日までのミャンマー訪問の受け入れを拒否したことを明らかにしました。

拒否の理由について「特使はすべての関係者の面会を求めてきたが、わが国が国内の安定と法の支配に重点を置いている現在、特定の任務を遂行することは困難だ」などとしています。

軍はエルワン第2外相が、拘束されて裁判が行われているアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領らとの面会にこだわったため、受け入れを拒否したとみられます。

また、声明では「まずは相互の信頼を構築するべきだ」として、スー・チー氏らとの面会を希望しない訪問であればすぐにでも歓迎するとしています。

今回、特使の訪問が実現しなかったことで、ASEAN側の反発が予想され、15日、緊急の外相会議を開いて今後の対応について協議するものとみられます。