愛媛 3人死亡事件 被害者はおととし警察に2度相談

13日、愛媛県新居浜市の住宅で3人がナイフで刺されて死亡した事件で、被害者がおととし2度警察を訪れ、容疑者について相談していたことが分かりました。警察は「必要な措置は講じた」などと説明しています。

13日夕方、愛媛県新居浜市の住宅で、岩田健一さん(51)といずれも80歳の両親の3人がナイフで刺されて死亡し、警察は岩田さんの元同僚で、住所不定 無職の河野智容疑者(53)を銃刀法違反の疑いで逮捕して詳しいいきさつを調べています。

事件に関連して警察は、おととしの9月と11月に岩田さんが警察署を2度訪れ、「容疑者から攻撃をやめろと言われる」などと相談していたことを明らかにしました。

警察はこの際、容疑者に対し「証拠がないことを一方的に言うのはやめなさい」などと口頭で注意や指導を行ったほか、保健所に情報提供を行ったということです。

警察は先月も被害者から「自宅に押しかけてきてわけの分からないことを言っている」と110番通報を受けましたが、容疑者が刃物などは持っていなかったため家に押しかけないよう、口頭で注意や指導にとどめたということです。

愛媛県警察本部は一連の対応について「必要な措置は講じたと考えています。今後の捜査で全容を解明していきたい」などとコメントしています