衆議院選挙 31日投開票へ 事実上の選挙戦スタート

衆議院が14日に解散され、各党は今月31日投開票の衆議院選挙に向けて事実上の選挙戦に入りました。与党側は、新型コロナ対策や経済対策などを着実に進めたいとして、政権の継続を訴えています。対する野党側は、今の政権では新型コロナ対策などの改善は期待できないとして政権交代を訴えていて、激しい論戦が交わされています。

解散から投票まで 戦後最短の17日

衆議院は14日に解散され、今月19日公示、31日投開票の日程で4年ぶりに衆議院選挙が行われることになり、解散から投票までの期間は戦後最短の17日と、異例の短期決戦となります。

与党側は、新型コロナ対策や経済対策などを着実に進めたいとして政権の継続を訴え、自民・公明両党で過半数の議席を確保したいとしています。

また、野党側の候補者一本化の動きについては、選挙目的の野合だと批判し、これまでの政権運営の実績や、政策の実行力をアピールしています。
岸田総理大臣は、14日夜、今回の選挙を「未来選択選挙」と位置づけ、「コロナ後の新しい未来を切りひらいていけるのは誰なのか選択してもらいたい」と訴えました。

公明党の山口代表は、「国民が望む政策を着実に実行できるのは、自公政権しかないと確信しており、公明党は連立政権になくてはならない」と訴えました。
対する野党側は、今の政権では新型コロナ対策などの改善は期待できず、格差を広げた経済政策も変わらないとして、政権交代を訴えています。

立憲民主党は、共産党や国民民主党などと、289ある小選挙区のうち7割以上で候補者を一本化して与党候補と争い、日本維新の会は、ほかの野党と一線を画しつつ、規制改革などを訴えて党勢拡大を図りたい考えです。

立憲民主党の枝野代表は「日本の社会がいたんだ原因はアベノミクスだ。反省なしに経済は立て直せず『分配なくして成長なし』で政治を変えよう」と訴えました。

共産党の志位委員長は「岸田総理大臣の経済論は、アベノミクスの三番煎じだ。本気の野党共闘の態勢はつくられたので、政権交代を始めよう」と訴えました。

日本維新の会の片山共同代表は「『是々非々主義』で、いいことは賛成し、悪いことはチェックしていく。われわれが力を蓄えて政治を変えていく」と訴えました。

国民民主党の玉木代表は「コロナで傷ついた日本経済をどうやって立て直していくか。もう1度、給料が上がる経済を実現したい」と訴えました。

れいわ新選組の山本代表は「事業者などを大胆に下支えしない政府は民衆の敵だ。岸田総理大臣でなくなる状況を勝ち取らなければならない」と述べました。

社民党の福島党首は「岸田政権では新しい未来はひらけない。『生存のための政権交代』を目指し、命を大事にする政治を強く訴えていく」と述べました。

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花党首は「国民がNHKのスクランブル放送の実施を望んでおり、その声に応えるために戦う」と述べました。

各党は、15日も党首らが街頭演説で支持を呼びかけるなど、活動を進めていて、論戦は激しくなりそうです。