プロ野球 広島 リーグ3連覇貢献の今村猛と来季契約せず

プロ野球 広島は、主にリリーフで活躍し、平成28年からのリーグ3連覇に貢献した今村猛投手と、来シーズンの契約を結ばないことを発表しました。

今村投手は30歳。長崎の清峰高校のエースとして、平成21年のセンバツ大会でチームを優勝に導き、ドラフト1位で広島に入団しました。

最速150キロを越えるストレートと、キレのあるスライダーを持ち味に、2年目から主に中継ぎとして頭角をあらわしました。

チームが3連覇した平成28年からは、67試合、68試合、43試合と、勝ちパターンの貴重なリリーフとして、チームに大きく貢献しました。

しかし徐々に登板機会が減り、今シーズンはここまで1軍での試合出場はありませんでした。

今村投手は、ここまでの12年間で431試合に登板し、21勝30敗、36セーブ115ホールドの成績でした。

このほか、おととしキャリアハイの43試合に登板した、11年目の左投げで32歳の中村恭平投手など、育成選手2人を含む5人についても、来シーズンの契約を結ばないと通告しました。

このうち1人については育成での契約を打診しています。

今村「ファンには感謝しかない」

今村投手は、うっすらと目に涙を浮かべながら取材に応じ「覚悟をしていたことだが、あまり実感がない。3連覇のあとは自分が思う球をうまく表現できず、悔しかった。悪いときも、いいときも応援してくれたファンには感謝しかない」と話しました。

そのうえで「純粋に楽しかったという思い出しかない。2016年に東京ドームで優勝した瞬間がいちばん印象に残っている。残した数字は、プロに入る前に想像していた数字よりもできすぎている。そんな数字だなと思う」と、広島でのプロ生活を振り返りながら話していました。

今村投手は、今後については未定だということです。