接種済みを周囲に示す「ワクチン打ちましたマスク」販売 山形

新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種が終わったことを、注射器をイメージしたイラストや「打ちました」の文字で周囲に示すことができるマスクの販売を、山形県の縫製会社が始めました。

山形県大江町にある縫製会社「後藤ニット縫製」は、今月から「ワクチン打ちましたマスク」と銘打った、不織布入りの布マスクの販売を始めました。

このマスクには、注射器2本をイメージしたイラストと「打ちました」という文字が入っていて、着用することで周囲にワクチンの2回目の接種が終わったことを示すことができます。

自社のホームページなどを通じて、関東を中心に、これまでにおよそ1000枚が売れたということです。

購入した人からは「満員電車や病院に行くとき、周りの人に安心感を与えられる」とか「注射器のイラストがかわいらしい」といった声が寄せられているということです。

「後藤ニット縫製」の後藤忠志社長は「まだ不安が多い世の中ですが、こういったアピールがさりげなくできれば、お互い安心した関わり合いができるのではないかと制作しました。ワクチンを接種された方は、ぜひ、つけてみてほしいです」と話していました。