衆議院解散へ 与野党反応

衆議院の解散決定を受けて、与野党の反応です。

自民 甘利幹事長「自由民主主義と共産主義 どちら選ぶかが焦点」

自民党の甘利幹事長は、国会内で記者団に対し「立憲民主党は共産党と候補者の一本化をして戦う。衆議院選挙は政権選択選挙で、勝ったほうが総理大臣をとることになり、われわれの自由民主主義の思想のもとに運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権の、どちらを選ぶかが最大の焦点になる」と述べました。

自民 森山国対委員長「岸田首相の決断は極めて適切」

自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し「われわれの任期が切れる今月21日に、できるだけ近いところで国民に信を問うことは憲政として大事だ。補正予算案の編成を考えると一日も早い解散が必要で、岸田総理大臣の決断は極めて適切だ。選挙後に補正予算案をできるだけ早く成立をさせて、一日も早く執行することが大事で、野党の理解と協力をいただき、自民・公明両党がしっかり国会対応をして、予算案や関連法案の成立を図ることに尽きる」と述べました。

立民 枝野代表「まっとうな政治に変えるため全力で総選挙戦う」

立憲民主党の枝野代表は、記者団に対し「説明と論戦から逃げる解散で大変残念だが、われわれは感染症対策、経済政策、そして不誠実な政治の3つを変えようと訴えていく。まっとうな政治に変えるため、政治そのものの表紙を変えなければならない。全力をかけて総選挙を戦っていきたい」と述べました。

また、共産党との選挙協力について「共産党が選挙直前に20を超える選挙区で候補者を取り下げて『一騎打ち構造』を強めてもらえたことについて、敬意と感謝を申し上げたい。野党各党、それぞれ事情や立場がある中で、想定をかなり超える一本化を図ることができた」と述べました。

一方、立憲民主党が政権を獲得した場合の共産党との連携をめぐり、「私たちが政権をとったとしても共産党は閣内には入らないし、日米同盟や天皇制などで明確な違いがある。違いは違いであり、私の目指す政権には持ち込まないと安心してもらっていい」と述べました。

立民 泉政調会長「解散とはいえ『過去総決算選挙』だ」

立憲民主党の泉政務調査会長は、記者会見で「解散とはいえ、衆議院議員の任期4年が経過するので『過去総決算選挙』だ。アベノミクスで国民生活が向上したのか、新型コロナ対策は成功したのかが問われなければならない。国民の消費を活性化させる経済政策や、命を守る新型コロナ対策を訴えていきたい」と述べました。

公明 山口代表「全力で戦い抜き 勝利を勝ち取る」

公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で「今回の選挙では、コロナ禍をいかに克服していくかと、打撃を受けた経済や社会をどう立て直していくか『日本の再生』が問われる。その役割を担うのは、政権運営への経験や実績にあふれた『自公政権』しかない。ほかにかわる選択肢がよく見えないことを有権者にしっかり訴えて、全力で戦い抜き、勝利を勝ち取りたい」と述べました。

共産 志位委員長「候補者を一本化 選挙区ですべて勝利を」

共産党の志位委員長は、党の議員団総会で「日本の政治を変えるには『自公政権』そのものを終わりにする政権交代が必要だ。立憲民主党と候補者の一本化について合意が確認されたことが重要だ。こうした選挙区では最大限の努力を行い、自民、公明、そしてその補完勢力を打ち破って、全部で勝利する構えで頑張り抜こう」と呼びかけました。

社民 福島党首「何も変えないのを隠す『ぼろ隠し解散』だ」

社民党の福島党首は、記者団に対し「この解散は、何も変えようとしない岸田政権が、それを隠すための『ぼろ隠し解散』で、このままで新しい未来がひらけていくとは思えない。そして、この選挙は命と暮らしと人権を守る勢力と守らない勢力が激突する正念場だ。社民党は『生存のための政権交代』を目指して命を大事にする政治を強く訴え、全員当選を目指して頑張っていきたい」と述べました。