「スター・トレック」カーク船長 90歳で本物の宇宙飛行実現

世界的な人気SFドラマシリーズ「スター・トレック」でかつて主役の「カーク船長」を演じた、現在90歳のウィリアム・シャトナーさんが、本物の宇宙飛行を実現させました。

1966年にテレビ放送が始まった「スター・トレック」は未来の銀河系を舞台に宇宙船「エンタープライズ号」とその乗組員の冒険を描いたもので、世界中に熱狂的なファンがいることで知られています。

現在90歳のウィリアム・シャトナーさんは、かつて主役として「エンタープライズ号」のカーク船長を演じました。

そのシャトナーさんが13日、IT大手アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙開発企業「ブルーオリジン」の宇宙船に乗りました。

宇宙船はアメリカ南部テキサス州の発射場から打ち上げられ、およそ3分半後に高度100キロメートル以上の宇宙空間に到達しました。

シャトナーさんは船内で数分間のいわゆる無重力状態を楽しみ、打ち上げからおよそ10分後に無事、地上に帰還しました。

シャトナーさんは「とても薄い大気の層が生と死を隔てていることがわかりました。これは想像しうる限り最も深遠な経験で、私の心は感動に満ちています」と語りました。

90歳のシャトナーさんは、7月に同じ会社の宇宙船に乗った82歳の女性の記録を更新し、宇宙へ行った最高齢の人となりました。