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ことしの新米 相対価格12%下落 コロナによる外食需要減が影響

ことしの新米について、JAグループなどが9月、卸売業者に販売した価格は、去年の同じ時期に比べて12%低くなり、2年連続の下落となりました。
新型コロナウイルスによる外食需要の減少などの影響で、コメの在庫が膨らんでいるためとみられます。
コメは現在、JAグループなどの集荷業者と卸売業者などが相対で価格を決めるのが主流となっています。

農林水産省の発表によりますと、9月、集荷業者が卸売会社などに販売した新米の価格は、すべての銘柄の平均で60キロ当たり1万3255円となりました。

去年の同じ時期に比べて1800円余り、率にして12%低くなっていて、新米の価格が下落するのは2年連続です。

これは、新型コロナウイルスによる外食需要の低迷などの影響で、コメの在庫が膨らんでいるためだとみられます。

卸売業者などに販売された価格が下がると、消費者にとっては小売価格の値下がりが期待できる一方、農家にとっては収入の減少につながります。

農林水産省は、コメの価格の大幅な下落を防ぐため、去年、生産されたコメのうち、15万トン分を特別枠として実質、市場から切り離す方針を表明していて、今後の価格の動向が注目されます。

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