沖縄 首里城再建へ 伝統的な建物の復元や修復を担う人材育成

2年前の大規模な火災で焼失した沖縄の首里城の再建に向けて、伝統的な建物の復元や修復を担う人材を育成するプログラムが行われています。

研修プログラムは、首里城を管理する沖縄美ら島財団が主催していて、漆塗りなどの部門と、赤瓦関連の部門の合わせて2つのコースに13人が参加しています。

13日は漆が塗られた建物に模様を描くための課題に、受講生の崎間清野さん(41)が取り組みました。

課題では、貝を粉にした白い顔料が塗られた板に模様を描きます。

動物の皮や骨で作られた「にかわ」を水で溶かして顔料と混ぜる伝統的な方法で絵の具を作り、筆で丁寧に色を塗っていました。
受講生の崎間さんは「修行を重ねて技術を磨き、一人前になって首里城の再建や修復作業に携われるように頑張っていきたい」と話していました。

沖縄美ら島財団によりますと、漆塗りなどの伝統的な建物に模様を描く技術を持つ人は現在、県内にいないということで今後、首里城の再建を見据えて人材を育成していきたいとしています。