“深まる秋の景色楽しんで” 岡山 後楽園で恒例の「こも巻き」

日本三名園の1つ、岡山市の後楽園で、園内の松を害虫から守る「こも巻き」が行われました。

「こも巻き」は、松の枝を食べる害虫が冬を越すために地上に降りてくる習性を利用して、わらで編んだ「こも」に誘い込む昔ながらの駆除の方法で、後楽園で毎年、この時期に行われています。

13日は、庭園を管理している造園業者10人余りがおよそ240本の松の幹に1本ずつ「こも」を巻きつける作業を行いました。

訪れた人たちは、ようやく秋らしくなり始めた園内を散策しながら「こも巻き」の様子を写真に収めて楽しんでいました。

岡山後楽園事務所の加藤陽子さんは「新型コロナの影響で休園もあったが、来園者がいる中で恒例の行事ができてよかった。これから深まっていく秋の景色を楽しんでほしい」と話していました。

後楽園の松の「こも」は、来年2月に取り外されて、害虫と一緒に焼く「こも焼き」が行われます。