岸田首相 米国との信頼関係のもと「核兵器ない世界」目指す

岸田総理大臣は12日夜、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演し、唯一の同盟国で最大の核保有国でもあるアメリカとの信頼関係のもとに「核兵器のない世界」を目指して努力する考えを示しました。

この中で、岸田総理大臣は「核兵器を持っていない国が理想を語ることは大事だが、核兵器を持っている国を動かさないと、現実は1歩も変わらない」と指摘しました。

そのうえで「唯一の同盟国のアメリカが最大の核保有国なわけで、アメリカとの信頼関係のもとに『核兵器のない世界』を目指し『核兵器禁止条約』にできるだけ近づけていく努力をする。日本は理想を語るとともに、具体的な汗をかくことが大事だ」と述べました。

また、中国との関係について「安定は大事だが言うべきことは言う。このバランスのなかで日中関係を考えていくのが、日本のこれからしばらくの立ち位置だ」と述べました。

また、経済政策をめぐり、岸田総理大臣は成長も分配も官民協働で行うことで好循環を実現しようというのが「新しい資本主義」の基本的な考え方だと説明しました。

一方、野党側が金融所得課税をめぐる発言など、自民党総裁選挙で掲げた内容との間にそごがあるとしていることについて、「ぶれていない。分配政策のメニューをいくつも用意したなかで順番を申し上げた」と反論しました。