コロナ差別なくす「シトラスリボン」小学生が製作 愛知 豊田

新型コロナウイルスをめぐる差別や偏見をなくそうという「シトラスリボン」が全国各地に広がる中、愛知県豊田市の小学校の子どもたちが運動の象徴となっているリボン作りに取り組みました。

「シトラスリボンプロジェクト」は、新型コロナウイルスに感染した人などへの差別や偏見をなくそうと愛媛県で始まり、全国各地に広がっています。

愛知県豊田市の五ケ丘小学校では12日、5年生と6年生44人が初めてリボン作りに取り組み、医療従事者への感謝や感染した人に寄り添う気持ちを広げていこうという目的を確認しました。

そして、この運動の象徴となっている愛媛県特産のかんきつ類のシトラスをイメージしたリボンを一人一人丁寧に作り上げていきました。

12日はおよそ200個のリボンを作り、自宅でもリボン作りを続けて自分で身につけたり、地域の人に配ったりして運動に込めた思いを広げていきたいということです。

6年生の男子児童は「作るのは難しかったけれど、差別がなくなればと思い作りました」と話していました。