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サイゼリヤ 感染再拡大や円安など懸念 深夜営業取りやめ継続へ

外食チェーン大手「サイゼリヤ」の経営トップは会見で、今後の経営環境について、新型コロナウイルスの感染の再拡大に加え円安や原油価格の高騰が懸念材料だとしたうえで、一段のコスト削減のため深夜営業の取りやめを続ける考えを示しました。
「サイゼリヤ」は13日、ことし8月までの1年間の決算を発表し、新型コロナの感染拡大により客数が落ち込んだ影響で、売り上げが1265億円と前の年度より0.3%減って、2年連続の減収となりました。

この結果、本業のもうけを示す営業損益が22億円の赤字となり、2年連続の営業赤字となりました。
「サイゼリヤ」の堀埜一成社長は会見で、今後の経営環境について「この冬には感染の第6波があり、人々が自粛する可能性もある」と述べ、感染が再拡大した場合の影響を注視する考えを示しました。

また「円安が進行する可能性が否定できず、輸入品の高騰がいちばんのデメリットだ」と述べ、外国為替市場での円安や原油価格の高騰などに伴う食材の輸入価格や、店の運営コストの上昇が今後の懸念材料だという認識を示しました。

そのうえで堀埜社長は一段のコスト削減を進めるため、深夜営業の取りやめの継続や、出店する店舗の小型化などで収益を確保し、来年8月までの1年間では営業損益を黒字化するという見通しを示しました。

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