農水省 15万トンのコメ特別枠に 外食需要減少で価格下落を防止

新型コロナウイルスの影響で外食需要が減少するなどしてコメ余りとなっていることから、農林水産省は価格下落を防ぐため、15万トンのコメを特別枠として実質、市場から切り離す対策を決めました。

これは、農林水産省が12日開かれた自民党の部会で説明したものです。

この中で、農林水産省はコメの価格下落を防ぐため、去年産のコメでことし11月以降に販売するために民間で保管されている37万トンのうち、15万トンを特別枠として実質、市場から切り離すことにしました。

特別枠のコメは長期間、市場に出さずに保管する場合は費用を国が全額負担します。

また、子ども食堂やフードバンクなどにコメを販売する際は、価格の全額を、外食や弁当・総菜向けに販売する際は価格の半分を補助するとしています。

新型コロナウイルスの影響で外食需要が減少するなどしたためコメ余りとなっていて、ことし8月末のコメの民間在庫は118万トンと去年の同じ時期に比べて17万トン増えています。

農林水産省は今後、制度の詳細を詰めて正式に発表したいとしています。