円相場 一時1ドル113円半ばに 約2年10か月ぶり円安水準更新

12日の東京外国為替市場、原油価格の上昇など欧米でのインフレへの懸念が強まり、アメリカの長期金利が上がるとの見方から円相場は一時、1ドル=113円半ばまで値下がりし、およそ2年10か月ぶりの円安水準を更新しました。

東京外国為替市場で、円相場は一時、1ドル=113円49銭をつけておよそ2年10か月ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

午後5時時点の円相場は、11日と比べて51銭円安ドル高の1ドル=113円29銭から30銭でした。

ユーロに対しては、11日と比べて38銭円安ユーロ高の1ユーロ=130円91銭から95銭。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.1555から56ドルでした。

また、東京債券市場では国債の売り注文が増え、長期金利の代表的な指標である10年ものの国債の利回りは0.09%まで上昇しました。

ことし5月以来、およそ5か月ぶりの水準です。

市場関係者は「原油の先物価格の値上がりをきっかけにインフレへの懸念が強まり、投資家の間ではアメリカの長期金利の上昇基調が続くという見方が広がった」と話しています。