立体迷路の床抜け事故 落下現場の木材の一部が腐食 兵庫 加東

10日、兵庫県加東市の遊園地で立体迷路の床が抜けて6人が重軽傷を負った事故で、現場で見つかった木材の一部が腐食していたことが捜査関係者への取材でわかりました。床を支える木材の両端が折れていたということで、警察は業務上過失傷害の疑いで、事故の原因を詳しく調べています。

兵庫県加東市の「東条湖おもちゃ王国」で10日午後、5階建ての立体迷路施設「カラクリ迷宮のお城」の3階の床が抜け、2メートル余り下の2階部分に転落した6人が重軽傷を負いました。

警察の調べによりますと、3階部分の通路を、はりのように支える長さおよそ1メートルの木材の両端が折れていて、床が幅1メートル、長さ2.3メートルにわたって抜け落ちていたということです。

捜査関係者によりますと、その後の調べで現場で見つかった木材の一部が腐食していたことがわかったということです。

警察は安全管理の体制に問題がなかったか、遊園地側から聴き取りを進めるなど、業務上過失傷害の疑いで事故の原因を詳しく調べています。

過去に別の遊園地で同様の事故

立体迷路は、同じグループのほかの遊園地にも設置されていて、以前にも同じように床が抜ける事故が起きていました。

事故があったのは、群馬県にある「軽井沢おもちゃ王国」で、平成26年に床の一部が抜けて、2人が軽いけがをする事故が起きていました。

立体迷路は、いずれも千葉県のメーカーが設置したものでした。

このメーカーによりますと「東条湖おもちゃ王国」の立体迷路は平成25年に設置され群馬県の事故を受けて、点検などが強化されていたということです。

今回の事故を受けて、メーカーは現場に社員を派遣して原因を調べているということです。