東芝 今月予定の新たな経営計画の発表 11月に延期

東芝は今月予定していた新しい経営計画の発表を、来月に延期すると発表しました。会社は来月までに事業の方向性を示す考えですが、より多くの株主の理解を得られる計画をまとめられるかが焦点となります。

東芝は、ことし4月に当時の社長が退任したことに合わせ中期経営計画を見直すことを表明し、株主の意見を踏まえて検討を重ねてきました。

これについて会社は11日「施策の検討を継続している」として、当初予定していた今月中の発表を見送り、来月12日に延期すると発表しました。

また、去年の株主総会で一部の株主の提案などを妨害したとする疑惑を調査する委員会の報告書の公表も来月に延期します。

東芝をめぐっては、ことし4月、外資系の投資ファンドから買収の提案を受け直後に社長が辞任したほか、会社側が提案した一部の人事案が株主総会で否決されるなど経営の混乱が続いています。

社外取締役などでつくる委員会は、幅広く展開している事業についてどの分野を強化すべきかや、株式市場への上場を維持すべきかどうかなどの検討を進めています。

会社は来月までに事業の方向性に道筋をつけたい考えで、より多くの株主の理解を得られる計画がまとめられるかが焦点となります。