“バナナのたたき売り” 発祥の地 北九州 門司港で実演

バナナのたたき売りの発祥の地とされる北九州市の門司港で、たたき売りを実演する催しが10日開かれ、観光客や親子連れなどでにぎわいました。

バナナのたたき売りは、大正時代に大量に輸入されたバナナのうち、輸送中に傷んだものなどを安く売ったのが始まりで、北九州市の門司港が発祥の地とされています。

10日、門司港レトロ地区で開かれた催しは、たたき売りの文化を残そうと毎年、市が開いているもので、7つの団体が参加しました。

このうち、たたき売りの講座を開いている「門司港バナナ塾」の実演では、講座を受講した小学生がたたき売りに挑戦し、バナナ1房を「まずは1000円」、「赤字覚悟で500円」などと売り込んでいました。

集まった客は「もう一声」などと声をあげ、希望の価格になったところで手をあげて購入していました。

東京から来たという女性は「緊急事態宣言が解除されたので、九州を1周しようと思って来ました。大きいバナナが400円だったので買いました。おもしろかったです」と話していました。

また地元の女性は「すごくお得です。こういうにぎやかな感じは久しぶりなのでうれしいです」と話していました。

催しを主催した門司区役所の鈴木建志担当係長は「宣言期間中は人通りが少なかったが、最近、週末はにぎわってきている。多くの人に来てもらい、たたき売りの魅力を広めてほしいです」と話していました。