フェイスブック 10代の若者対象 閲覧の休憩促す機能など導入へ

子ども向けのアプリの開発をめぐって批判を浴びている、アメリカのIT大手フェイスブックは、10代の若者を対象に写真や動画の投稿アプリ、インスタグラムの閲覧時間が長時間にわたった場合に、休憩を促すなど新たな機能を導入すると明らかにしました。

フェイスブックは、みずから実施した調査で、インスタグラムが子どもの心の健康に悪影響を与えるという結果がまとまっていながら、13歳未満向けの写真や動画の投稿アプリ、インスタグラム・キッズの開発を進めていたとして批判を浴び、開発を一時中断しています。
会社の元社員が、こうした開発の実態を議会で告発するなど問題が大きくなる中、会社の幹部のニック・クレッグ氏が10日、ABCテレビなどの番組に出演しました。

この中でクレッグ氏は、「成功には責任や批判が伴うことを理解している」などと述べたうえで、10代の若者を対象に、インスタグラムの利用を管理する新たな機能を導入すると明らかにしました。

具体的には、子どもにとって好ましくない内容の写真や動画を繰り返し閲覧している場合に、別のコンテンツを見るよう誘導したり、アプリの閲覧時間が長時間にわたると休憩をとるよう促したりするということです。

フェイスブックとしては新たな機能の導入によって、子ども向けのアプリの開発を再開させ、利用者を増やしたい意向とみられますが、議会では開発を中止すべきだという声が高まっていて不透明な状況です。