きょうプロ野球ドラフト会議 1位指名の事前公表 少なめ

プロ野球のドラフト会議が11日行われます。2球団が前日までに1位で指名する選手を公表しましたが、例年と比べると少なく、各球団は会議直前まで検討を続けることになります。

ことしのドラフト会議は、去年と同じく新型コロナウイルス感染防止のため、各球団ごとに12の部屋を用意されオンラインで開催されます。

1位で指名が重複した場合は、各球団の代表者が抽せん会場に移動し、抽せんが行われます。

去年と比べると、甲子園球場で2年ぶりに春と夏の全国大会が開催されたほか、大学生もリーグ戦が行われるなど、選手たちがアピールする機会は増えましたが、新型コロナウイルスの影響で十分な練習時間を確保できなかったり、全国大会に出場できなかったりしたチームもありました。

こうした中、12球団のうち事前に1位指名を公表したのが去年は7球団、おととしは6球団ありましたが、ことしは前日までに2球団にとどまり、各球団は会議直前まで探り合いながら検討を続けることになります。

高校生では、150キロ台の速球を投げる右ピッチャーに注目が集まっていて、このうち最速157キロの秋田・明桜高校、風間球打投手はソフトバンクが1位指名を公表しています。

また、最速152キロで完成度の高さが持ち味の市立和歌山高校、小園健太投手、甲子園の出場経験はありませんが最速154キロの高知高校、森木大智投手が1位指名の候補になっています。

そして、大学生では最速150キロで多彩な変化球が持ち味の西日本工業大、隅田知一郎投手は西武が1位指名を公表しました。

また最速152キロの筑波大、佐藤隼輔投手や、最速151キロの関西学院大、黒原拓未投手など左ピッチャーに多くの1位指名の候補がいます。

また、慶応大の正木智也選手や上武大のブライト健太選手など、長打力が魅力の右バッターも上位指名が有力視されています。

ドラフト会議は11日午後5時から、東京都内で行われます。

ドラフト会議 指名順

抽せんで行われる1位指名以降は、ドラフト会議の前日時点でのチーム順位の逆順となる「ウエーバー順」で、ことしはセ・リーグから指名が行われます。

2位指名は、DeNA→日本ハム→中日→西武→広島→ソフトバンク→巨人→楽天→阪神→ロッテ→ヤクルト→オリックスの順となります。

3位指名は、2位指名の時と逆になり、パ・リーグ1位から行われます。

このため、オリックス→ヤクルト→ロッテ→阪神→楽天→巨人→ソフトバンク→広島→西武→中日→日本ハム→DeNAの順となります。

4位指名は再び下位球団、5位指名は上位球団からと交互に繰り返して続けます。

1球団が指名できるのは原則10人以内で、12球団全体では120人を指名することができます。

ただし、国内の独立リーグに所属する選手や外国のプロ野球選手を指名した場合は、人数に含まれません。

また、120人に達していない場合は希望する球団が11人目以降の指名に入ることができます。

そして、引き続き育成選手の指名が行われます。