鳥取 米子市 コロナで延期の成人式行われる 約400人出席

新型コロナウイルスの影響で開催が延期されていた、鳥取県米子市の成人式が、10日行われ、新成人たちの門出を祝いました。

米子市の成人式は例年1月に行われていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で10月に延期されました。

感染対策として、式への出席は事前申し込み制で、県外からの参加者はPCR検査で陰性が確認されていることが条件となっています。

式では、出席したおよそ400人の新成人を代表して、大学生の松浦百花さんが「日本中が見えないウイルスと闘っていても、将来の夢をかなえる気持ちや、応援してくれる家族、地元で笑い合える仲間がいることは変わりません。教師になる志を胸に、成人として成長することを誓います」と決意を述べました。

会場の外では、晴れ着に身を包んだ新成人たちが、県外の友人と久しぶりに再開し、お互いの門出を祝っていました。

参加した新成人の女性は「やっと晴れ着を着ることができました。みんなで写真を撮って、思い出を残したいです」と話していました。