マイナンバーカードの健康保険証利用本格開始へ 2大臣呼びかけ

マイナンバーカードの健康保険証としての利用が、今月20日から全国の医療機関などで本格的に始まるのを前に、後藤厚生労働大臣と牧島デジタル大臣が、都内の病院で本人確認を行う手続きを体験したあと、積極的な利用を呼びかけました。

マイナンバーカードの健康保険証としての利用は、ことし3月、先行運用が始まった一部の医療機関でトラブルが相次いだため、当初の予定より7か月遅れて、今月20日から全国の病院や薬局などで本格運用が始まる予定です。

これを前に、後藤厚生労働大臣と牧島デジタル大臣は、先月から運用を始めた東京 港区の病院を視察し、マイナンバーカードの情報を読み取る機械を使い、顔認証などで本人確認を行う手続きを体験しました。

このあと後藤大臣は、記者団に対し「非常に手軽に受け付けができた。システムを早期に普及できるよう、より強い働きかけを行いたい」と述べました。

また、牧島大臣は「マイナンバーカードを持ってよかったとメリットを実感してもらえるはずだ。患者目線でデジタル化を進めるひとつのツールとして届けていきたい」と述べました。

政府は来年3月末までに全国の医療機関などの9割程度でカードを読み取る機械の導入を目指していますが、導入が完了しているのは今月3日時点で7.4%にとどまっていて、機械の早期導入が課題となっています。