ソフトバンク長谷川 引退会見 “山あり谷ありも悔いはない”

今シーズンかぎりで現役を引退するプロ野球・ソフトバンクの長谷川勇也選手が会見を行い「山あり谷ありだったが、僕だからこそやってこられた」と15年間のプロ生活を振り返りました。

長谷川選手は山形県出身の36歳。

専修大を経て、ドラフト5巡目で平成19年に入団し、平成25年のシーズンには打率3割4分1厘、198本のヒットを打って、首位打者と最多安打のタイトルを獲得しました。

翌年、右足首を手術しましたが、その後も足のけがに苦しんで、近年は出場の機会が減り、主に代打で起用されてきました。

長谷川選手は8日、今シーズンかぎりでの現役引退を表明し、9日、福岡市のPayPayドームで会見を行いました。

この中で長谷川選手は「決して順風満帆ではなく、山あり谷ありだったが、僕だからこそやってこられた。悔いはありません」と時折、涙を流しながら、ソフトバンク一筋、15年間のプロ生活を振り返りました。

また、引退を決断した理由について「足がボロボロになったと実感したし、それがバッティングまで影響してしまった。後半戦は思うようにいかず、なんとかしようと試行錯誤したが、結果も出ていなかった」と話しました。

印象に残る1打として、平成23年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦で、延長10回に当時西武の涌井秀章投手から打った同点タイムリーをあげ「肩の骨が折れていた。レギュラーで起用してもらっていたので、『痛い』と言えるような覚悟で試合に臨んでいなかった」と当時を振り返りました。

さらに、ファンに対しては「決してファンサービスが得意ではなく、ファンに向けて何かをするというのは少なかったと思う。それは『プレーでファンに喜んでもらいたい』という僕の信念だった。最後まで応援していただいて、ありがとうございました」と感謝を述べました。