東京五輪・パラを支えたボランティアへ感謝のイベント開かれる

東京オリンピック・パラリンピックを支えたボランティアの人たちに、選手たちから直接感謝の気持ちを伝えるイベントがオンラインで開かれ、メダリストも参加して大会の思い出を振り返りました。

このイベントは、大会組織委員会と、ボランティアをサポートしてきた団体が共同で開いたもので、7000人を超える大会ボランティアがオンラインで参加しました。

はじめに大会組織委員会の橋本会長が「年齢、性別、国籍など一人ひとりが違うボランティアのチームを誇りに思います。この経験を持ち帰って多様性の輪を広げ、活動を継続していけば、大会の大きなレガシーになります。本当にありがとうございました」と感謝のことばを述べました。

メダリストも出席

イベントには、オリンピックとパラリンピックのメダリスト、合わせて5人が出席し、それぞれが大会でのボランティアとの思い出を振り返りました。
このうち、オリンピックの新競技、空手の女子形の銀メダリスト、清水希容選手は「表彰式で、ボランティアの方が花束を持ってきてくれたときが、この舞台に立ててよかったと思った瞬間だった。今後も皆さんとつながっていきたい」と話しました。
また、パラリンピックの競泳、男子100メートルバタフライ視覚障害のクラスで金メダルを獲得した木村敬一選手は「決勝の前に『頑張ってください』と言われたことがうれしかった。緊張と不安の中、この一押しがあったから全力で競技して金メダルを獲得できた」と感謝の言葉を述べました。

大会組織委員会によりますと、東京大会では、新型コロナの影響でボランティアの辞退が相次ぎましたが、大会の運営を担った「大会ボランティア」には7万970人が、会場周辺で活動した東京都の「都市ボランティア」には延べおよそ1万7000人が参加したということです。

大会関係者の送迎に携わったボランティアの桂有梨砂さんは「自分の視野が広がった大会だった。これからも自分にできる事があればやっていきたい」と話していました。