厚労省 全国の水管橋 緊急点検するよう通知 和歌山の断水受け

和歌山市で水道用の橋が崩落して、およそ6万戸が断水したことを受け、厚生労働省は、全国にある同様の橋を緊急に点検するよう都道府県などに通知しました。

和歌山市では今月3日「水管橋」と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落し、9日になって家庭などへの給水が再開されましたが、一時、市内の4割近くにあたるおよそ6万戸が断水しました。

和歌山市のこれまでの調査では、崩落した部分とは別の箇所で、水道管をつっている「つり材」と呼ばれる部材が複数箇所、破断していたことが分かっています。

厚生労働省は8日、都道府県や全国の水道事業者に対し、水管橋の状態に応じて目視などで緊急に点検を行い、損傷や腐食などの異常があれば修繕するよう通知しました。

さらに全国の水管橋について把握するため、都道府県に対して、水道事業者などに保有状況を調査したうえで、今月15日までに報告するよう求めています。

厚生労働省は報告を踏まえて、今後、全国の水管橋の経過年数や点検状況などを追加で調査し、安全性を確認することにしています。