アップル アプリの課金見直し命令に異議申し立て

人気オンラインゲーム、フォートナイトのアプリの課金をめぐり、IT大手のアップルが外部の課金システムへの誘導を制限するのは反競争的だとして、アメリカの裁判所が見直しを命じたことに対し、アップルは命令の停止を求める異議申し立てを行いました。

人気オンラインゲームのフォートナイトを開発したエピックゲームズは、最大で売り上げの30%を徴収するアップルの課金システムを避け、独自の課金システムへの誘導を始めたところ、アップルはこれを契約違反だとしてゲームを削除し、両者は裁判で争っていました。

アメリカ、カリフォルニア州の連邦地方裁判所は先月、アプリの利用者をアップル以外の課金システムに誘導できない現在のルールは反競争的だとして、アップルに対し見直しを求める命令を出していました。

アップルは8日、1審の判決を不服として控訴するとともに、裁判が終了するまでは課金ルールの見直し命令を停止するよう求める異議申し立てを行いました。

アプリの課金のルールをめぐっては、アップルと日本の公正取引委員会が先月、書籍や音楽、それに動画のアプリに限って外部の課金システムへの誘導を認めることで合意しています。

一方、ゲームアプリの課金手数料はアップルにとって大きな収入源なだけに、この点については妥協できないとみられ、アメリカの裁判所が最終的にどのような判断を下すかが焦点です。