萩生田経済産業相 LNG・原油価格値上がりで「影響注視したい」

LNG=液化天然ガスや原油の価格が国際的に値上がりしていることについて、萩生田経済産業大臣は電気やガスの料金など、日本経済に与える影響を注視していく考えを示しました。

火力発電の燃料や都市ガスの原料として使われるLNGは、短期で取り引きするスポット価格が春以降、値上がりしていて、足元では過去最も高い水準となっています。

これについて、萩生田大臣は8日の閣議のあとの記者会見で「電力やガス会社は長期契約による調達も多いことなどから、スポット市場の価格の高騰が直ちに電気やガスの料金に与える直接的な影響は限定的だ」と述べました。

一方で、日本に輸入されるLNGはおよそ6割が発電、およそ4割が都市ガスなどに利用されているとして、「LNG価格の動向や電気料金などに及ぼす影響を十分注視したい」と述べました。

また、国際的な原油価格が上昇し、ガソリン価格がおよそ3年ぶりの高値水準となっていることについて、萩生田大臣は「一般論として、ガソリンを含む石油製品の価格の上昇は企業にとってコストの上昇を通じて収益の低下要因になる」と述べ、原油価格の動向や日本経済への影響を注意深く見極めていく姿勢を示しました。