日暮里・舎人ライナー 運転再開のめどたたず 緊急停車時に脱輪

警視庁によりますと、日暮里・舎人ライナーは足立区内の舎人公園駅と舎人駅の間で緊急停車した際に脱輪したということです。停車した際に車内で複数の人が転倒し、30代の女性2人と20代の女性1人の合わせて3人がけがをしたということです。いずれも意識はあるということです。

当時、車内には20人から30人くらいの乗客がいたということですがすでに外に避難していて、警視庁はほかにけが人がいないか確認を進めています。

NHKのヘリコプターが東京 足立区で撮影した映像では日暮里・舎人ライナーの車両が高架上で止まっている様子が確認できます。

車両の中は明かりがついて扉が開いているほか、一部の車両は、ずれるように斜めになっている様子がわかります。

また、警察や関係者が車両の周辺を懐中電灯で照らしながら状況を確認していて、車両の中でも関係者と思われる人が作業を行っている様子が確認できました。

運転再開のめどたたず

国土交通省や東京都交通局によりますと、新交通システムの日暮里・舎人ライナーはタイヤが地上にあるガイドに沿って進む仕組みで、運転士と車掌は乗務しておらず加速やブレーキを自動で行う自動運転で運行しています。

脱輪した電車は5両編成で走行していて、地震があったのは舎人公園駅を出発した直後でした。

緊急地震速報を受けて電車から離れた指令室にいた係員が列車を止めるボタンを押しましたが、先頭から3両分のタイヤがガイドから外れて脱輪したということです。

現場付近では電車を動かすための電気を供給する設備も損傷しているため脱輪した車両を戻すことができず、運転再開のめどはたっていないということです。