コロナ救急搬送要請 搬送できたのは半数 感染急拡大の8月 千葉

新型コロナウイルスの感染が急拡大していたことし8月、千葉県内ではおよそ3000件の救急搬送の要請がありましたが、実際に病院に搬送できたのはおよそ半数にとどまったことがわかりました。

これは7日、千葉県議会の常任委員会の中で明らかにされたものです。

千葉県によりますと、感染が急拡大していたことし8月2日からの4週間で、県内すべての消防本部に、自宅やホテルで療養していた新型コロナの患者本人やその家族などから2936件の救急搬送の要請がありました。

これに対して病院に搬送できたのは1449件で、およそ半数にとどまりました。

搬送されたなかったケースのほとんどは、保健所や救急隊が病院に照会したものの搬送先が決まらなかったり、入院調整の対象にならなかったりしたもので、およそ80件は、搬送先が遠いため本人が辞退するなどしたということです。

特に8月16日からの1週間は、868件の搬送要請に対し、搬送できたのは396件で、45.6%にとどまりました。

中には患者への対応が長時間に及ぶなどして、すべての救急隊が同時に出動していた消防本部もあったということです。

千葉県は「入院待機ステーションなどを設置したので、今後、感染が拡大しても、救急車を効率的に運用できるようにしていきたい」と話しています。