茨城 龍ケ崎 官製談合事件 元副市長が初公判で無罪主張

中学校の施設改修など市が発注した工事をめぐって入札に関する情報を事前に漏らしたとして、官製談合防止法違反の罪に問われている茨城県龍ケ崎市の元副市長の初公判が東京地方裁判所で開かれ、元副市長は無罪を主張しました。

龍ケ崎市の副市長だった川村光男被告(65)は、去年12月に行われた中学校の施設改修工事などあわせて6件の一般競争入札について、市役所の元課長らと共謀して参加する業者などの情報を社会福祉協議会の元理事に事前に漏らした官製談合防止法違反の罪に問われています。

東京地方裁判所で開かれた初公判で、川村元副市長は起訴された内容について「一切知らなかった。共謀もしていない」と述べ、無罪を主張しました。

検察は冒頭陳述で、「元理事からの依頼を受けて、平成28年ごろから入札に参加する業者の情報を提供するよう元課長に指示していた。応じるべきではないと進言されても聞き入れなかった」と主張しました。

これに対し弁護側は「元理事に元課長を引き合わせたことはあったが、入札の情報を漏らしているという報告は受けていない」と反論しました。

ともに起訴された▼元理事は懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決がすでに確定し、一方、▼元課長は懲役10か月執行猶予3年の判決について控訴しています。