保育所で「紙おむつ定額サービス」導入へ検証開始 千葉 浦安市

千葉県浦安市は、保育所で子どもたちが使う紙おむつについて、準備にかかる保護者らの負担を減らしたいと「紙おむつ定額サービス」の導入に向けた検証を始めました。

浦安市に7つある市立の保育所では、子どもたちが使う紙おむつは保護者が家で1枚ずつに名前を書いて1日当たり5枚程度を持参し、保育所側は枚数を管理したり追加を保護者に依頼したりして、負担がかかっていました。

浦安市ではこうした負担を減らそうと、保護者が希望する場合は1か月ごとに定額料金を支払うと紙おむつとおしりふきを制限なく利用できるいわゆる「サブスクリプション」導入に向けた検証を始めました。

このうち市内の富岡保育園では2週間に1度、業者から直接30箱の紙おむつが届き、各クラスでは子どもにあったサイズが準備されています。

来月末までの2か月間、検証を行う予定で、本格的に導入する際は料金は月額およそ3000円を想定しているということです。

1歳未満の乳児のゼロ歳児クラスに娘を預ける母親は「自転車の前と後ろに子どもを乗せ、たくさんの荷物をハンドルにぶら下げながら登園しているので、おむつがなくなっただけですごく楽になりました。ストックが十分あるか気にしなくていいので助かります」と話していました。

また、別の母親は「おむつに名前を書く時間がなくなったのはうれしいです。週3回だけの保育所の利用なので、その分定額料金を安くしてほしい」と話していました。

浦安市保育幼稚園課の獺庭麻衣子さんは「長引くコロナ禍で、物理的にも心理的にも大きい保護者の負担を少しでも軽減したい」と話していました。

浦安市では検証に参加した保護者にアンケート調査を行い、本格導入するかどうかを決めることにしています。