フランス議員団が台湾を訪問 総統や閣僚と会談へ 中国は反発

フランスの議員団が6日から台湾を訪問し、7日には蔡英文総統と会談する予定です。
ヨーロッパの国々で台湾との関係強化の動きが続いていて、中国は反発を強めています。

台湾を訪問したのはリシャール元国防相を団長とするフランス議会上院の超党派の議員4人で、6日午前、台湾の桃園国際空港に到着しました。

一行は7日、蔡英文総統と会談するほか、10日までの滞在中、首相にあたる行政院長や外交、経済などを担当する閣僚らとも会談する予定です。

ヨーロッパの国々では去年、チェコの上院議長が台湾を訪問したのをはじめ、ことしに入りリトアニアやポーランドなど4か国が新型コロナウイルスのワクチンを提供するなど、台湾との関係を強化しています。

さらにEU=ヨーロッパ連合は先月、台湾との経済的な関係の強化をはかることを明記したインド太平洋戦略を発表しました。

こうした動きが続くことは中国の外交にとって痛手で、今回のフランス議員団の訪問については、パリ駐在の中国大使が強硬に中止を求めて物議を醸しました。

また中国外務省の報道官は先月30日の記者会見で、「1つの中国」の原則を順守すべきだと述べるなど反発を強めています。

これに対し台湾の外交部は「中国の脅しを恐れない訪問だ」として、議員団を歓迎しています。