【動画】秋の風物詩「ぎなん落とし」 夫婦円満を祈る 福岡

いちょうのぎんなんの実を神前に供えて、夫婦円満を祈る博多の秋の風物詩、「ぎなん落とし」が5日、福岡市の櫛田神社で行われました。

「ぎなん」は博多弁で「ぎんなん」を意味し、福岡市博多区の櫛田神社には、1つの幹から雄株と雌株が寄り添って伸びている樹齢300年を超える「夫婦ぎなん」と呼ばれるいちょうの木があります。

「夫婦ぎなん」に実ったぎんなんは、夫婦円満や子孫繁栄の御利益があるとされています。

5日は神職などが長さ5メートルほどの竹でいちょうの木を揺らすと、たわわに実ったぎんなんが一気に落ちました。

みこたちが箸を使ってぎんなんを一粒ずつ丁寧に集めて神前に供えました。

櫛田神社の権禰宜、高山定史さんは、「ことしは10年ぶりぐらいにたくさんの実を付けました。コロナ禍が続きますが、博多の四季の移ろいを感じてほしいです」と話していました。

集めたぎんなんは11年3月の「ぎなん祭」で参拝者などに配られます。