フェイスブック社 世界的な障害の原因は “設定変更”

5日未明、SNSのフェイスブックやインスタグラムなどが6時間以上にわたって世界的に利用できない状態になったことについて、フェイスブック社は、障害の原因が「ネットワークの通信を調整するバックボーンルーターの設定の変更」にあったことを、明らかにしました。

フェイスブック社は、5日未明にフェイスブックやインスタグラムなどで発生した障害について、エンジニアのコメントを発表し、この中で「ネットワークの通信を調整するバックボーンルーターの設定変更により、通信が中断する問題が発生した。この通信の中断が、データセンターの通信にも連鎖的な影響を及ぼし、サービスを停止させた」としています。

ネットワーク通信や情報セキュリティーに詳しい大阪大学の猪俣敦夫教授によりますと、障害が起きていた時間帯に接続の状況を調べたところ、フェイスブック側が複数のIPアドレスをまとめて管理するシステムと、外部との接続部分に通信障害が生じ、アクセスできない状態が起きていたということです。

障害の影響が数時間に及んだことについて、猪俣教授は「1つのネットワークが切断されたときに、別の空間に緊急的に移行する体制をつくっておかなくてはいけない。おそらく今回もそうした体制が作られていたと思うが、移行がうまくいかなかったのだろう」と指摘し、システム障害が発生した際には、確実に復旧できるバックアップ体制の充実が重要だとしています。