株価 一時900円超の下落 原油価格上昇による企業業績への懸念

5日の東京株式市場は、原油価格の上昇による企業業績への懸念が広がったことで、日経平均株価は4日の終値に比べ一時、900円以上値下がりし、終値は、およそ2年5か月ぶりに7営業日連続の下落となりました。

5日の東京株式市場は、取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、日経平均株価は、4日の終値と比べ、一時980円以上値下がりし、およそ1か月ぶりに2万8000円を割り込みました。

午後に入り、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出ましたが、日経平均株価の5日の終値は、4日より622円77銭安い、2万7822円12銭となり、およそ2年5か月ぶりに7営業日連続の下落となりました。

東証株価指数=トピックスは、26.17下がって、1947.75。

一日の出来高は15億1132万株でした。

これは、国際的な原油の先物価格が上昇し、日本でもコスト高が利益を圧迫する形で、企業業績に影響が出るのではないかという懸念が広がったことなどによるもので、エネルギー関連などを除く幅広い銘柄で値下がりしました。

市場関係者は、「中国の不動産大手の経営悪化や、アメリカ政府が債務不履行に陥るのではないかという懸念など、世界経済の先行きへの不透明感が増していたところに原油価格の上昇が加わり投資家がリスクを避ける姿勢が一段と強まった。市場では当面、これら3つの要因の今後の行方を注視する展開となりそうだ」と話しています。