東京都 新型コロナ 5人死亡 144人感染 火曜日ではことし最少

東京都内では5日、新たに144人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
200人を下回るのは4日連続で、火曜日としてはことしに入って最も少なくなりました。
また、都は自宅療養中だった60代の男性を含めて合わせて5人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は5日、都内で新たに10歳未満から80代までの男女合わせて144人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

200人を下回るのは4日連続です。また、1週間前の火曜日より104人減って火曜日としてはことしに入って最も少なくなりました。

5日までの7日間平均は181.9人で、前の週の53.4%でした。

感染経路がわかっている人の内訳は、「家庭内」が37人と最も多く、次いで「職場内」が4人などとなっています。

一方、都の基準で集計した5日時点の重症の患者は4日より3人減って74人でした。

重症者を含めた5日時点の入院患者は、4日より43人減って811人でした。

また、都は、感染が確認された50代から70代の男女合わせて5人が死亡したことを明らかにしました。

このうち60代の男性1人は8月上旬に発熱を訴えて都内の医療機関を受診し、感染していることがわかりました。

医療機関が検査結果を伝えるために電話をしてもつながらず、保健所が自宅を訪問しても面会できなかったということです。
その後、警察が自宅を訪れたところ、死亡しているのが見つかりました。

ことし8月以降、自宅療養中に亡くなった人は56人になりました。

これで都内で感染して死亡した人は2965人になりました。