米フェイスブック 連邦取引委員会の再提訴却下を申し立て

アメリカのIT大手、フェイスブックは、巨大IT企業への規制を強化しているFTC=連邦取引委員会から、日本の独占禁止法にあたる反トラスト法に違反した疑いで再提訴されたことについて4日、訴えを却下するよう求める申し立てを行いました。

アメリカのFTC=連邦取引委員会は去年、フェイスブックが自社の独占的な地位を脅かされないよう、競合する可能性がある写真や動画の投稿アプリ「インスタグラム」などの企業を買収し公正な競争を妨げたとして、反トラスト法違反の疑いで首都ワシントンの連邦地方裁判所に提訴しました。

しかし、裁判所がことし6月、フェイスブックがSNSの市場を独占していることを示す法的根拠が不十分だなどとして訴えを退け、訴状の内容の修正を求めたため、FTCは8月、当初より詳しい内容の訴状を出し直し再提訴の手続きをとりました。

これに対して、フェイスブックは4日、再提訴の訴えを却下するよう求める申し立てを行いました。

その理由についてフェイスブックは、「裁判所はFTCに正当な主張をするための2度目のチャンスを与えたが、フェイスブックが市場を独占してきたという事実を証明できていない、致命的な欠陥が残っている」などと主張しています。

裁判所は、今回の申し立てについて、来月半ばまでに結論を出すことになっていて、巨大IT企業に対する規制強化の動きが強まるなか、どのような判断を下すのか注目されます。