Jリーグ杯決勝 観客最大2万人に ワクチン・検査パッケージ活用

サッカーJリーグは、今月30日にさいたま市で行われるJリーグカップの決勝で、ワクチンを接種済みであることや、検査で陰性だったことを証明する「ワクチン・検査パッケージ」を活用して、現在の観客数の上限に1万人を上乗せして試合を開催することになりました。この結果、Jリーグカップの決勝には最大で2万人の観客を入れて開催することになります。

Jリーグでは、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されていた地域では、解除後も1か月程度、経過措置として観客数の上限を1万人とすると、ガイドラインで定めていますが、今月行われる複数の公式戦で、政府が行う「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証に協力し、この上限を上回る観客を入れて開催することを決めています。

今月30日にさいたま市の埼玉スタジアムで予定されているJリーグカップ決勝では、2回目のワクチン接種から2週間以上経過した人と、試合の開催日の3日前から当日までに医療機関などでPCR検査を受けて陰性証明書を受け取った人について、1万人分専用の席を設けることになりました。

この結果、Jリーグカップの決勝には最大で2万人の観客を入れて開催することになります。

また、今月6日に愛知県の豊田スタジアムで行われるJリーグカップの準決勝では「ワクチン・検査パッケージ」の席およそ1800人分を確保していて、段階的に専用の席の数を増やしながら、運用上の課題を整理することにしています。